2008-08

無防備なハイテク大国

最近、ヤマハ発動機が産業用無人ヘリコプターを中国に不正に輸出しようとした事件が世間の注目を集めています。おもちゃみたいなヘリコプターを外国に売ることがなぜいけないのか疑問に感じている人も多いのではないでしょうか。
もちろん、広い農地に薬剤や種子を散布するために使われる産業用ラジコンヘリコプターの輸出そのものが禁止されているわけではありません。問題はそこに集約されている高度な技術なのです。
今回の事件をを例にとれば、問題となったヘリコプターは、衛星利用測位システム(GPS)で自力航行できる機能を備えていました。これは一種のロボットとも言えます。確かに軍事評論家の中には、これぐらいの技術はおもちゃみたいなものだと言う人もいます。この事件が発覚したのには、なにか政治的な理由があったのかも知れません。
しかし、ヤマハ発動機という会社は高度な技術力を持っており、ヘリコプターだけでなく、コンピュータを搭載して自律移動できるロボットカーやレーダーやサイドスキャンソナーを備え、ウォータージェットで推進する自律航行型高速艇なども開発しているのです。放っておけば、これらの技術がすべて外国に流れてしまったかも知れません。科学技術には軍も民間も関係ありません。高度な技術はどんどん軍事利用されて行きます。
今、我国の防衛省は、民間企業と協力して超小型偵察機の開発を行っています。これにももちろん自律航行能力は必須の技術です。米国も同様の小型偵察機の開発に着手していると言われています。
これからの戦いは無人化・小型化されたハイテク兵器の戦いになって行くでしょう。それに伴い、技術をめぐる情報戦もますますエスカレートしていくと思われます。

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コメント

この手の話は、元自衛隊の方から聞いたことがあります。あるクマのおもちゃが大量に海外に輸出されていて、それが巧妙にカモフラージュされてて、行き先はロシアだったと、なぜに?クマ(クマだったと思う)の中身の部品が軍事目的で使用されている。ってな話だったと。でも笑えない世界がすぐそこに来てると私は実感します、無人機の軍事目的利用によって、戦争のありかたががらりと変わってきてると、現に遠隔操作によって無人機のミサイル搭載型
が活躍してるのを読みました。いずれ、無人機の戦闘機・戦車・ロボットわらわらとでてくると、現にパワードスーツ的な物は米軍が実用化にむけて使用してるのを見ました。テレビの世界が現実に・・・・

クーロン→ガロさん

クマのおもちゃの話は始めて聞きました。輸出先がロシアではなく中国だったら
きっとパンダのおもちゃになるのでしょうね。
ガンダムが出てくるのはまだまだ先でしょうが、攻殻機動隊に出てくるタチコマ
(思考戦車)やアームスーツは近いうちに現実化するような気がします。

最近、福祉関係でもどこぞやの大学のチームがプロテクターを作ってましたよね。
そんなんで、どんどんと宇宙の戦士みたいなプロテクトギア(プロテクトスーツ)が誕生するんじゃないですか?
無人兵器やプロテクトギアが平和の為に利用されれば良いのにね。

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攻殻機動隊の中に戦車として開発されたタチコマが老人介護施設や
建設現場で働くシーンがあったけどそういうのならいいね。

>攻殻機動隊の中に戦車として開発された・・・
とあるけど、正確には『クモ型多脚戦車』なので、お間違いなく。

ぱげ

>正確には『クモ型多脚戦車』
なるほど確かにクモに似ている。
糸みたいなものも吐いていたし。

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